第 4517 回

脱炭素・再エネをめぐる環境の変化と発電・小売ビジネスにおける「再エネ電力メニュー」の作り方

LIVE配信動画配信
2021年4月23日(金) 9:30~11:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

藤本 祐太郎
長島・大野・常松法律事務所
パートナー弁護士

講演趣旨

 脱炭素・再エネへの転換に向けた国内外の政策・金融・ビジネスの動きは大きく、近時では各種報道などにより日常生活でも頻繁に耳にするようになりました。コロナ禍や政権交代を経てもこの勢いは止まらず、むしろより踏み込んだ施策へと動き出している状況であり、「カーボンニュートラル」に向けての強いプレッシャーを感じられている企業も多いと思います。特に電力分野では、この様な大きな環境の変化を時間軸を含めて正しく理解し、積極的な施策を講じることが急務です。 
 本セミナーでは、脱炭素・再エネをめぐる政策・制度の動向や投資家・需要家の変化について整理し解説します。また近時急激にニーズが高まっている「再エネ電力メニュー」の作り方をご説明することで、法令・規制への対応に止まらず、発電・小売ビジネスを優位に進めたるための一助となることを目指します。

補足案内

●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、開催当日、ご都合によりご参加になれない方に提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。動画の視聴期間は、ご案内開始から4週間です。

講演項目

第1 脱炭素・再エネをめぐる環境の変化
1.SDGs・ESG投資について
2.政策の動向
(1)国際的な動向
-気候変動枠組条約・パリ協定、IPCC特別報告書
(2)国内の動向-各種の政府計画・決定等
3.事業者関連法令
(1)代表的な法令
(2)非効率石炭火力のフェードアウト
4.国際的イニシアティブ等(CDP、SBT、RE100)
第2 「再エネ電力メニュー」の作り方
1.PPAの種類と違い
2.Gridによる分類
3.環境価値の付与-再エネ証書
(1)非化石証書
(2)グリーン電力証書・Jクレジット
(3)表示・訴求方法に関する規制
4.具体的な再エネ電力の需要家への供給スキーム例

講師紹介

藤本 祐太郎 (ふじもと ゆうたろう) 氏
 2007年京都大学法学部卒業、2008年長島・大野・常松法律事務所入所、2014年University of Pennsylvania Law School卒業(LL.M. with Distinction)、2014年~2015年Isuzu North America Corporation勤務、2015年~2017年経済産業省電力・ガス取引監視等委員会勤務(総務課法令担当)、2021年長島・大野・常松法律事務所パートナー就任。
 電力・ガス取引監視等委員会出向時には、総務課法令担当補佐として組織の立ち上げに関わり、委員会に関わる法令業務一般を担当する。現在は、数多くの火力・再エネ発電プロジェクト、電力・ガスの卸売取引、小売事業のスタートアップ・M&A・紛争処理、各種のエネルギー関連の事業法・制度改正対応に関する幅広いアドバイスを国内外のクライアントに対して行う。