第 4633 回

低流動性資産の概要と留意点
~新しい投資対象の投資メリットとリスク管理のポイント~

会場受講LIVE配信動画配信
2021年9月1日(水) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

白木 信一郎
あいざわアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

講演趣旨

 近年、世界においてPEファンドによる企業投資やインフラ投資の増加が顕著である。国内でも新しいバイアウトファンドやベンチャーキャピタル等の設立が目立ち、事業承継や大企業の事業部門カーブアウトを背景とした企業買収や合併の増加を後押ししている。
 SPAC等の新しい上場手法が登場するなど、金融市場に変化も見られる。欧米のみならず、アジアでもユニコーン上場が見られ、機関投資家のベンチャー投資も増加している。
 これらの投資は、キャピタルコールや分配等の独特のキャッシュフローを持ち、長期間の投資となる低流動性資産のリスク管理は、従来の有価証券に関するリスク管理とは異なる部分も多い。
 本講義では、PEファンドの歴史、現在の投資の傾向について概論し、PEファンドの仕組みや投資家におけるリスク管理のあり方について考察する。

補足案内

●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、開催当日、ご都合によりご参加になれない方に提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。動画の視聴期間は、ご案内開始から4週間です。

講演項目

I. 低流動性資産への投資の内容
(1)PEファンド
①PEファンドとはなにか
②国内外のPEファンドの現状
(2)ベンチャーキャピタル(VC)
①ベンチャーキャピタル(VC)とはなにか
②国内外のVCの現状
(3)不動産、インフラファンド、クレジットファンド
II. それぞれのアセットクラスへの投資実践
(1)投資の意義・目的
(2)PEファンド投資 ~探索から投資・事務管理のモデルケース~
①投資対象ユニバースの構築
②調査・投資の実施
③ポートフォリオの構築方法
④投資実行後の管理・モニタリング
(3)調査・モニタリングの要点
①調査項目の概要:投資戦略、投資プロセス、運用会社組織等
②投資後モニタリング項目
(1)リスク管理の要点
III. リスク管理について
(1)リスク管理の要点
①ファンドのレポート、開示資料の読み方
②パフォーマンス比較方法
(2)金融機関に求められる低流動性資産のリスク管理内容
①低流動性資産に対する公正価値評価のあり方
②投資目的とリスク管理
(3)最新のリスク管理手法
①GIPS(グローバル投資パフォーマンス基準)での考え方
②PME(パブリック・マーケット・エクイバレント)の考え方
IV. プライベートエクイティ投資から見る金融市場の変化
(1)なぜいま低流動性資産への投資が注目を浴び、増加しているのか
①上場市場から低流動性市場へと資金が移行
②投資家から見た魅力
(2)米国SPAC上場の仕組みと実態
①SPACの構造
②SPACを活用した取引事例
(3)日本における低流動性資産市場の今後

講師紹介

白木 信一郎 (しらき しんいちろう) 氏
 三和銀行(現三菱UFJ銀行)資金証券為替部勤務、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ(株)代表取締役社長CIO、アストマックス投信投資顧問(株)取締役CIO、あけぼの投資顧問代表取締役CIOなどを歴任。1995年以降、一貫してPEファンド、ヘッジファンド等オルタナティブ資産投資業務に携わり、海外、国内の独立系運用会社の調査、ファンド投資実行数ともに多数。ロンドン・ビジネス・スクール 金融修士号取得。
主な著書、論文
「投資ファンドのすべて(きんざい)」、「PEファンドの運用成績計測手法について(証券アナリストジャーナル2018年10月号)」等。