第 4738 回

秘密保持契約・予備的合意書・覚書の法務と書式
~NDA、中間合意書、タームシート、変更覚書、サイドレター等、日英の中間文書を解説~

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2021年12月17日(金) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

牧野 和夫
芝綜合法律事務所 
弁護士・弁理士・米国ミシガン州弁護士

講演趣旨

 「NDA」(秘密保持契約:Non-disclosure agreement)は、契約時に契約相手に開示する自社の秘密情報を契約締結時予定用途以外に使うことや、第3者に開示することを禁止するものです。契約交渉前に必ず締結されるものですが、プロジェクトが先に進んだ際に、NDAなどの「中間合意書」がないために、後日トラブルになるケースもあります。また中間合意書で基本事項を合意していても、その詳細契約条件を詰めていないと肝心の契約交渉に時間が掛かってしまうこともあります。
 そのために有用なのが、効率的な「タームシート(Term Sheet)」や「条件書」です。また、「覚書」や「サイドレター」は、正式契約書締結後も契約変更や更新の必要がでてきたときに役に立ちます。
 本セミナーでは、「正式契約書」以外の文書を「中間文書」と呼び、その交渉・締結に当たり、標準書式や注意すべき実務上の基本ノウハウを具体例を用いて分かり易く説明します。
 なお、講演時には、講師著書『秘密保持契約・予備的合意書・覚書の法務と書式』(中央経済社)をテキストとして使用します。

補足案内

●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、開催当日、ご都合によりご参加になれない方に提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。動画の視聴期間は、ご案内開始から4週間です。

講演項目

Ⅰ.NDA(秘密保持契約)の基本
1交渉を開始する前に NDA を締結
2NDA をめぐる最新の実務と条項例(残留記憶・フィードバックなど日英の新しい条項と交渉、競業避止義務)
3NDAをめぐる実務問題
(万能でないNDA、正式契約(取引契約)への移行、従業員の採用・退職への対応)
Ⅱ.LOI(中間合意書・予備的合意書)・覚書の基本
1単なるビジネスレターではない LOI・覚書(法的拘束力、紛争事例と教訓)
2実例にみる LOI ドラフトの実践(企業買収、法的拘束力の表現のバリエーション、独占交渉権)
Ⅲ.契約締結後に活躍する文書-タームシートとメンテナンス覚書
1正式契約交渉におけるタームシートの活用
2メンテナンス覚書(変更契約・地位承継・サイドレターその他の覚書)の活用
Ⅳ.中間文書と実務ポイント
1契約書の原本としての PDF
2中間文書の印紙税・電子署名
3準拠法・紛争解決条項(裁判管轄と仲裁合意)はどうすべきか

講師紹介

牧野 和夫 (まきの かずお) 氏
 専門は法律・知的財産・IT・海外法務・M&A・人工知能・自動運転・創薬等。早稲田大学、琉球大学法科大学院、関西学院大学商学部・法学部、同志社大学商学部の各講師を兼任。最先端法務研究会座長 。早大法卒、ジョージタウン大ロースクール法学修士、General Motors Institute 優等修了、ハーバードロースクール交渉戦略プログラム修了。
 いすゞ自動車法務部課長、アップルコンピュータ法務部長、クレディスイス生命保険法務部長、内閣司法制度改革推進本部法曹養成検討会委員(新司法試験・法科大学院制度設計)、国士舘大学法学部教授、大宮法科大学院大学教授、一橋大学法科大学院講師等を歴任。
著書
「初めての人のための契約書の実務」(中央経済社)など多数