第 4924 回

ステーブルコインの規制、NFT及びメタバースに関する法的論点

LIVE配信動画配信
2022年8月26日(金) 9:30~11:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

水井 大
弁護士法人 淀屋橋・山上合同 弁護士(freee株式会社出向中)

講演趣旨

 金融庁の金融審議会が2022年1月11日に公表した「資金決済ワーキング・グループ」報告を受け、「安定的かつ効率的な資金決済制度の構築を図るための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律案」が本年6月3日に第208回国会において可決成立した。ステーブルコインを巡っては長らくその法的性質などが議論されてきたが、満を持して施行にむけ動き始めた。
 これを尻目に、昨年頃からは、NFT(Non-Fungible Token)の発行事例や取引量が急速に増加している。NFT分野では、デジタルアート等の元来型のNFTのみならず、不動産等の裏付資産性のあるアセットのNFTなど様々なニュータイプのNFTが出現し、質的な変化も見受けられる。
 さらに、国内での参入例も増加する「メタバース」が注目を浴び、今やこの言葉を聞かない日は無い。このようなWeb3.0経済圏と接続し、決済用途になりうるステーブルコイン、同経済圏におけるユーティリティとしての活用が見込まれるNFTも、相乗的に重要度が増すばかりである。
 本セミナーでは、ステーブルコインの仕組みと規制、NFT及びメタバースに関する法的論点について主に金融規制の観点から解説する。

補足案内

●本セミナーのLIVE配信(オンラインライブ受講)ではZoomを使用します。
●動画配信(後日動画視聴)は、都合により開催当日のLIVE参加が難しい方へご提供しているサービスです。
 セミナー終了後、3営業日以内の案内開始予定です。動画の視聴期間は視聴開始から4週間です。

講演項目

1 ステーブルコインに関する法規制
  ①ステーブルコインに関する法規制
  ②ステーブルコインの分類及び想定されるユースケース
  ③ステーブルコインの課題を含めた今後の見通し
2 NFTと法律問題  
  ①NFTの機能 
  ②NFTの分類(法的性質別)   
  ③NFTに関する金融規制に係る法的論点
3 メタバースと法律論点 
  ①メタバースの実例
  ②メタバースに関する法的論点
  ③ステーブルコイン及びNFTとの関連性

講師紹介

 水井 大 (みずい だい) 氏
 2013年 京都大学法科大学院法務研究科修了法務博士(専門職)。2015年 弁護士登録(68期)、弁護士法人淀屋橋・山上合同、2021年 freee株式会社へ出向。
 伝統的な金融機関の他、暗号資産交換業者・NFT事業者・前払式ステーブルコイン事業者に対する法的助言など
フィンテックに関連するレギュレーションや金融関係のデータビジネスを専門的な取扱分野とする。
 大阪弁護士会研修「暗号資産の基礎と諸問題」講師、大阪商工会議所主催 BLOCKCHAIN MEETUP in Osaka「法律面から見た暗号資産の今」登壇など、他多数。
 主な著作 「なりすましによる暗号資産流出事案における対応」(金融法務事情2134号)、「セキュリティ・トークン・オファリング(STO)の実務上のポイント」(旬刊経理情報1580号)、「金融分野における昨今のRegTech/SupTechの動向」(金融法務事情2150号)、「デジタルオンラインサービスの当人認証のあり方と課題~ドコモ口座事件を題材に~」(ビジネスロージャーナルNo154)等