第 4949 回

メタバースを巡る最近の動向とビジネスチャンス
-WEB3系メタバースへの期待と課題-

LIVE配信動画配信
2022年8月18日(木) 13:30~15:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

中村 裕彦
三菱総合研究所(MRI) 先進技術センター主席担当部長 博士(理学)

講演趣旨

 メタバースという言葉は、ゲーム・アミューズメント業界を中心に以前から使われていたが、デジタル技術やコンピュータ性能の向上でその可能性が広がり、昨年秋ごろから急速に社会の注目を集めている。
 その背景には、①巨大なユーザーベースとしての期待、②米国の巨大IT企業による事業参入への期待に加え、③暗号資産としての期待などがある。
 本講演では、メタバースの基本的な概念を整理し、7つの応用型の今後の展望を概説する。また、短期的な社会浸透が期待されるリアルバース応用(広義のメタバース)の展望を示す。その上で、ブロックチェーン技術に基づくWEB3系メタバース(オープンメタバース)の期待と課題について述べる。

補足案内

●本セミナーではZoomを使用し、「LIVE配信」(オンラインライブ受講)方式で行います。
●「動画配信」(後日動画視聴)は、都合により開催当日のLIVE参加が難しい方にご利用いただくサービスです。最初から「動画配信」で応募することもできます。「動画配信」は、セミナー終了後、3営業日以内に配信開始する予定です。視聴期間は視聴開始から4週間です。

講演項目

 1.注目を集めるメタバース
  ・メタバースに対する注目の急増
  ・注目が高まった3つの期待
  ・メタバースの概念の拡大
 2.メタバースの定義と応用型
  ・原義のメタバース
  ・原義のメタバースの7つの応用型
  ・広義のメタバース(リアルバース)
 3.収益機会としてのバーチャルライフ型メタバース
  ・メタバースにおける個人の収益機会の5パターン
  ・多様な収益化が可能なバーチャルライフ型メタバース
  ・バーチャルライフ型メタバースに必要な要素
 4.WEB3系メタバースへの期待と課題
  ・WEB3系メタバースとは
  ・ブロックチェーン技術が可能とする分散処理
  ・WEB3系メタバースへの期待と課題

講師紹介

 中村 裕彦 (なかむら ひろひこ) 氏
 三菱総合研究所に入社後、産学官の多様なクライアントに対し、先進技術の産業・社会応用に関する調査・コンサルティングを提供。
 実際に経験した分野は宇宙、材料・ナノテクノロジー、化学、エネルギー、バイオ、製造プロセスなど多岐に渡り、科学・技術に対する俯瞰的な知見と事業コンサルタントとしての各種スキルを総合した分析を得意とする。現在は先進技術センターにおいて、バーチャルテクノロジー/メタバースの研究に従事している。
 得意とする分野・情報は、先進技術の社会実装・活用。人間の機能を拡張するためのサイバー&フィジカルシステムや技術に関する調査分析&コンサルティング、量子ビーム等大型施設を利用した先端分析技術の開発・利用動向の調査研究など。その他、技術起点の調査・事業コンサルティングにも従事。