第 4969 回

クロスボーダー・セカンダリー取引の実務
~海外シンジケートローン及びプロジェクトファイナンスのセカンダリー取引を解説~

LIVE配信動画配信
2022年9月12日(月) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

渡辺 徹志
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士

講演趣旨

 日本国内は空前の低金利時代が続いており、国内のマーケットに限界を感じている金融機関も多い中、海外のローン債権が、ポートフォリオの選択肢の一つとして考えられるのではないでしょうか。
 プライマリーだと海外取引の経験が乏しく参入しづらい投資家であっても、セカンダリーであれば比較的参入しやすいと思います。
 またプライマリーから参加する投資家であっても、一部をセカンダリーで売却することを前提とする例も増えています。
 当講座では、セカンダリー取引に参加するにあたって必要となるドキュメンテーション及びデューデリジェンスにおけるポイントを解説します。 

補足案内

●本セミナーZoomを利用しオンラインLIVEで開催します。
●動画配信は、都合により開催当日のLIVE参加が難しい方へのご提供サービスです。
セミナー開催終了後、3営業日以内の案内開始を予定しています。動画の視聴期間は、
案内開始から4週間です。

講演項目

 第1 セカンダリー取引の基礎知識
  1.セカンダリー取引を行う背景
  2.参照すべきWebサイト、文献
  3.セカンダリー取引の法的構成~日本法・イングランド法・NY州法~
 第2 契約締結までの流れと法的検討事項
  1.セカンダリー取引にかかる契約締結までの流れ
  2.法的観点から検討すべき書類
  3.原・契約書検討の留意点
  4.プライマリー(融資)契約書段階で実務上議論になる論
  5.原・取引に関する法律意見書の留意点
  6.プロジェクトファイナンス案件における留意点
  7.セカンダリー取引においてリーガルDDをどこまでやるか
  8.ケーススタディ
 第3 セカンダリー取引のドキュメンテーション
  1.APLMA/LMA公表雛形の構成と内容
  2.プライマリー(融資)契約書における譲渡の文言
  3.Transfer Certificateの様式
  4.Trade Confirmation(Bank Debt)の様式

講師紹介

 渡辺 徹志 (わたなべ てつし) 氏
 2011年弁護士登録。2020年University of PennsylvaniaロースクールLLM終了。2021年ニューヨーク州弁護士登録。2014-2016年国際協力銀行勤務。
 民間金融機関に出向しロンドンに駐在経験あり。アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中東の各種ファイナンス案件に従事。