第 4982 回
金融機関のための倒産の兆候が現れた取引先に対する債権保全・回収の実務
LIVE配信動画配信
2022年9月14日(水) 9:30~11:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
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当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。
講師
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片桐 大 氏
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士
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講演趣旨
長期化する新型コロナウイルスの蔓延により経営に苦しむ企業は増加しており、金融機関や取引先は、融資先・相手先企業が経営危機に瀕するような事態に陥ることを想定した債権保全・回収策の検討を欠くことができません。特に、法的倒産手続に入った企業からの債権回収は困難となる場合が多いため、取引先への債権の保全・回収準備については、平時から十分な対策を講じておかなければなりません。
本講演では、事業再生・倒産案件について豊富な経験を有する森・濱田松本法律事務所の弁護士が、企業再生や債権保全・回収についての基礎知識を整理した上で、実務上の対策・留意点について、分かりやすく解説いたします。
補足案内
●本セミナーではZoomを使用し、「LIVE配信」(オンラインライブ受講)方式で行います。
●「動画配信」(後日動画視聴)は、都合により開催当日のLIVE参加が難しい方にご利用いただくサービスです。最初から「動画配信」で応募することもできます。「動画配信」は、セミナー終了後、3営業日以内に配信開始する予定です。視聴期間は視聴開始から4週間です。
講演項目
1. はじめに
取引先倒産時の基本
2. 企業再生の手法
(1) 私的整理と法的整理
(2) 近時の事業再生の特徴
3. 倒産・信用不安時における債権回収・保全の実務
(1) 詐害行為・否認のリスクと考え方
(2) 別除権に基づく優先的な回収
(3) 相殺による優先的な回収
(4) 保証人からの回収
4. おわりに
講師紹介
片桐 大 (かたぎり だい) 氏
2008年東京大学法科大学院修了、2009年弁護士登録、2016年ペンシルベニア大学ロースクール卒業、2016年Pillsbury Winthrop Shaw Pittman法律事務所(NYオフィス)執務、2017年ニューヨーク州弁護士登録。事業再生/倒産案件を中心に、これまで多数の大型案件で国内企業・海外企業を代理し、債務者、債権者(金融機関)、スポンサー等の様々な立場でアドバイザーとして関与した経験を有する。また、国内・国際訴訟・国際商事仲裁等を多数経験しており、これらの実績・経験を活かした契約書作成・レビュー等の予防法務にも強みをもつ。The Legal 500 Asia Pacific 2022 (Restructuring and insolvency)にてRising Stars Lawyersに選出。