第 5056 回

気候変動に関する有価証券報告書の開示実務 ~ISSB開示基準を踏まえて~

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2023年1月24日(火) 13:30~15:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

宮下 優一
長島・大野・常松法律事務所・パートナー弁護士

講演趣旨

 2023年3月期の有価証券報告書からサステナビリティ情報の開示が制度化される予定です。
 サステナビリティ情報の中でも気候変動対応の情報開示は投資家から非常に注目されているテーマである一方で、その準備には多くの課題を抱えておられる企業の皆様もいらっしゃると思います。
 本セミナーでは、長島・大野・常松法律事務所のパートナー弁護士であり、企業情報開示・キャピタルマーケットに精通している宮下優一氏が、気候変動に関する有価証券報告書の開示について、そのルールの内容、ISSB開示基準も踏まえた実務上のポイント、近時の開示例の紹介等を行います。

補足案内

●本セミナーではZoomを使います。応募されますと、「LIVE配信」および「動画配信」の両方が利用できます。●応募後に「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は、キャンセルではなく「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみへの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、3営業日ほどで配信開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。●本セミナーに会場受講はありません。

講演項目

1.気候変動開示基準の動向
 ①気候変動開示の重要性
 ②国際的な動向
 ③国内の動向
2.有価証券報告書における気候変動開示
 ①開示基準の改正の概要
 ②制度開示と任意開示 
 ③実務上の検討ポイント
3.IFRS財団(ISSB)開示基準案
 ①全体像
 ②全般的なサステナビリティ開示基準案の概要
 ③気候変動開示基準案の概要と実務上の示唆
4.有価証券報告書の開示例の紹介
 ①開示例を参照する意義と留意点
 ②開示例の紹介

講師紹介

 宮下 優一 (みやした ゆういち) 氏
 企業情報開示(ESG・SDGs開示を含む)、国内外の資本市場におけるキャピタルマーケット案件、その他の企業法務全般にわたりリーガルサービスを提供している。
 2007年大阪大学法学部卒業、2009年京都大学法科大学院修了、2010年長島・大野・常松法律事務所入所、2016年University of California, Los Angeles, School of Law卒業(LL.M.)、2016年Thompson Hine LLP(New York)勤務、2016年~2017年国内大手証券会社エクイティ・キャピタル・マーケット部門出向。
 公益社団法人 日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。
 The Best Lawyers in Japan 2023 - Capital Markets Law部門 受賞。Rising Star Partner, IFLR1000 31st edition - Capital markets Equity部門及び同Debt部門 受賞。