第 5055 回

web3最新動向と企業参入における課題
―ブロックチェーンを核としたビジネスの可能性ー

LIVE配信動画配信
2023年1月23日(月) 13:30~15:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

齊藤 洸
有限責任監査法人トーマツ 
リスクアドバイザリー事業部 新規事業推進 ディレクター
上田 綾乃
有限責任監査法人トーマツ 
リスクアドバイザリー事業部 新規事業推進 シニアマネジャー

講演趣旨

 ビットコイン誕生から13年、ブロックチェーン上に出現したクリプト経済圏が世界規模で拡大し続けている。日本でも本年、「web3」が国家戦略として位置づけられ、今後の成長領域として見られている。
 他方、本領域では詐欺や資産の流失等、ネガティブな事件が繰り返し起きており、かつ規制環境も流動的であることから企業が参入するための障壁は少なくない。
 本セミナーでは、まずweb3を構成するブロックチェーン、暗号資産、NFT、DAO等の基本概念をおさえると共に、国内外の最新事例をピックアップした具体的な解説を行う。
 その上で、企業が取り組むにあたって課題となる事項を挙げ、規制や会計・税務、あるべき内部管理体制等について説明する。

補足案内

●本セミナーではZoomを使います。応募されますと、「LIVE配信」および「動画配信」の両方が利用できます。●応募後に「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は、キャンセルではなく「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみへの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、3営業日ほどで配信開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。●本セミナーに会場受講はありません。

講演項目

1. web3とは
  (ア) web3の市場規模と成長領域 
  (イ) web3の構成要素の説明(NFT、DAO、DeFi、メタバース等)
  (ウ) 主要なプレイヤーと役割
2. 最新事例
  (ア) 国内外のトークンプロジェクト紹介
  (イ)NFT事例(企業による取り組みを含む)
  (ウ) メタバース事例(グローバル動向、国内動向)
3. 企業が直面する課題と解決策
  (ア) 参入企業が直面する課題
  (イ)法規制の最新動向(国内および英米シンガポール等)
  (ウ) 会計・税務上の取り扱い
  (エ) あるべき内部管理体制
4. 技術に関する補足(実務者が最低限抑えるべき知識)
  (ア) 秘密鍵とウォレット
  (イ)スマートコントラクト
  (ウ) 企業における秘密鍵管理手法の例

講師紹介

 齊藤 洸(さいとう こう)氏
 トーマツにおけるブロックチェーンに係るアドバザリーチームをリード。暗号資産交換業の登録支援や暗号資産ビジネスの内部管理態勢構築支援を多数経験。日本公認会計士協会における暗号資産対応専門部会の初期委員として、暗号資産に関する監査実務指針の作成に携わる。
 寄稿実績: 「わが国における暗号資産の会計上の取扱い」(2021年、『金融・商事判例』)、「NFTビジネスに係る実務上の検討ポイント」(2022年、『旬刊経理情報』)、「ICOトークンの発行に係る収益認識」(2022年、『企業会計』)等
 上田 綾乃 (うえだ あやの) 氏
 外資系金融機関を経て監査法人トーマツに入社。金融機関への規制・コン プライアンス・ガバナンスに関するアドバイザリーを経験、2015年よりFinTechアドバイザリーの立ち上げメンバーとして、ブロックチェーン・暗号通貨など先端技術や決済領域の新規サービス開発やPMOに従事。
  翻訳・監修本: 『ビジネスブロックチェーン ビットコイン、FinTechを生みだす技術革命』(日経BP社)