第 10045 回

セキュリティ・トークン・オファリング(STO)の法律実務
~不動産STO・社債STOの最新動向を中心に~

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※本セミナーは、動画配信で視聴するセミナーです。※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

石橋 誠之
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士

講演趣旨

 セキュリティ・トークン、すなわちブロックチェーン技術(分散台帳技術)を活用したデジタル証券による資金調達方法であるSTO(Security Token Offering)については、金融商品取引法の改正を経て、具体的な案件の実施に向けた検討が進められています。現在では、STOの手法として実際に採用することができると考えられるスキームが明らかになってきており、具体的な活用事例も次々に出てきています。また、STOの利便性を高める観点から、法制度の見直しや自主規制の制定を含む各種の検討が続けられています。
 本セミナーでは、各種のSTO案件をリードし、また、法制度の見直しや自主規制の制定に関する公的な議論にも関与している講師が、セキュリティ・トークン/STOに関する法規制を概観しつつ、特に不動産STOと社債STOにフォーカスして、具体的なスキーム・特徴と活用方法について解説します。

補足案内

●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。●本セミナーでは、動画視聴のためのURL、ID、パスワードをお申し込みから2営業日以内にお送りいたします。●動画視聴期限は、URL、ID、パスワードをお送りしてから4週間です。

講演項目

 I. はじめに
 II. STOの法律
  (1)STOに関連する金商法上の概念
  (2)発行・販売時の規制
  (3)二次流通に関する規制
  (4)預託行為に関する規制
  (5)第三者対抗要件に関する特例(産業競争力強化法)
 III. STOの活用実務
  (1)STOのストラクチャーを検討する際の視点
  (2)匿名組合持分のSTO
  (3)信託受益権のSTO
  (4)社債のSTO
  (5)株式のSTO
  (6)その他
 IV. 終わりに

講師紹介

 石橋 誠之 (いしばし まさゆき) 氏
 弁護士・ニューヨーク州弁護士。東京大学経済学部卒業・東京大学法科大学院修了・ニューヨーク大学ロースクール(LL.M.)・同ビジネススクール(APCLB)。2016年~2017年Simpson Thacher & Bartlett法律事務所(ニューヨークオフィス及び東京オフィス)で執務。 専門分野 キャピタル・マーケッツとFintech・金融規制を主要取扱分野とし、伝統的なファイナンス案件からテクノロジーを活用したSTO等の資金調達手法まで幅広い経験を有する。セキュリティ・トークン/STOについては、当局や各種団体とも緊密に連携しつつ多数の案件に関与している。
 主要著書等 「暗号資産取引、STOとその不正」(金融法務事情No.2144、2020年)『暗号資産の法律』(中央経済社、2020年)、『デジタル金融未来レポート 2020』(日経BP、2020年)ほか多数