第 5476 回

【再エネ】用地取得の落とし穴

-プロジェクトファイナンスを意識した土地関連契約の交渉ポイント-

LIVE配信動画配信
2024年11月20日(水) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

乾 由布子
オリック東京法律事務所・外国法共同事業 弁護士

講演趣旨

 このセミナーでは、再生可能エネルギープロジェクトにおける用地取得において、落とし穴にはまらないための勘所を養います。
 土地の売買、地上権の設定、賃借権の設定、地役権の設定・・・それぞれの場合における注意点は何か。ファイナンスを受けるのであれば銀行のチェックポイントを網羅しておくことも必要です。
 また、地権者とはこの先とは20年後、30年といった長期の付き合いになるのが普通ですので、不測の事態に堪え得るよう、プロジェクトのライフサイクルを見渡した長期的視野も大切になります。
 本講演は限定15名の少人数制です。オンラインライブか後日動画視聴で応募ください。事前質問や当日の質問も受け付けます。許認可をテーマにしたセミナーが毎回好評の人気講師による、用地取得をテーマにした初めてセミナーです。再エネ業界に新しく飛び込んだ新人から、知識をリフレッシュしたいベテランまで、どうぞ奮ってご参加ください。

補足案内

●本セミナーではZoomを使います。「LIVE配信」に応募されますと、「動画配信」も利用できます。●応募後のキャンセルはご遠慮ください。開催当日の「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、約3営業日後に配信を開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。

講演項目

 1. 用地取得の全体像
  (1)再エネ案件における用地取得の重要性
  (2)バンカビリティを意識した用地取得
  (3)不動産特定共同事業法
 2. 各種土地関連契約の交渉ポイント
  (1)土地売買契約
  (2)地上権設定契約
  (3)賃貸借契約
  (4)地役権設定契約
 3. 道路や国有林など特殊な土地の権利確保
  (1)道路
  (2)国有林
 4. 土地の状況を意識したファイナンス契約の交渉ポイント
  (1)ローン契約の交渉
  (2)どの土地をどのような形で担保提供するか
  (3)土地に関係する担保関連契約の交渉
 5. 質疑

講師紹介

乾 由布子 (いぬい ゆうこ) 氏
 オリック東京法律事務所・外国法共同事業のエネルギー・アンド・インフラストラクチャー・グループに所属。再エネ案件のプロジェクトファイナンスや用地取得、許認可業務を中心に取り扱う。これまでに太陽光54件1692MW、風力30件2257MWの法務デューデリジェンスに関与(2024年4月時点)。日本弁護士連合会公害対策・環境保全委員会特別委嘱委員、同地球温暖化対策プロジェクトチーム委員。1994年東京大学理学部卒業、2005年第二東京弁護士会で弁護士登録。2024年版Legal 500 Asia Pacificの日本のプロジェクト・エネルギー部門でNext Generation Partnerに選出。
 近時の主な論文・講演 「太陽光パネル税は公平性の視点で疑問も~乾弁護士に聞く」(日経BP、社メガソーラービジネス、2021年10月)インタビュー、「売れる太陽光・売れない太陽光~森林法・農地法などのチェックポイント解説」(一般社団法人 日本PVプランナー協会会報誌、Vol. 10、2018年5月)、「Challenges and Updates on Japan Solar Market」(Japan Solar +Energy Storage International Congress 2018 、大阪、2018年10月)パネルディスカッションのモデレーターなど