第 5443 回

LP投資家のためのファンド投資の実務

LIVE配信動画配信
2024年9月26日(木) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

大井 修平
TMI総合法律事務所 弁護士 カウンセル

講演趣旨

 本講演では、伝統的資産への投資、VCファンドのみならず、PE、不動産、インフラなどオルナタティブ投資など様々なアセットへの投資に活用されている投資事業有限責任組合にLP投資家として出資するにあたっての留意点を詳述します。
 スキームに関する法的チェックポイントの確認、タームシート段階での諸条件の交渉、サイドレターの交渉などから社内検討・説明のための論点整理など、LP投資を実行するために必要な分析・検討・交渉のポイントを、サンプルのタームシートチェックリスト、整理メモなども用いながら解説します。
 また、ファンド契約の内容についても、初歩的なものからある程度複雑なものまで必要に応じて説明するほか、スチュワードシップ・コードや今夏に策定予定のアセットオーナー・プリンシプルなど投資家としての考慮要素についても説明します

補足案内

●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。●本セミナーではZoomを使います。「LIVE配信」に応募されますと、「動画配信」も利用できます。●応募後のキャンセルはご遠慮ください。開催当日の「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、約3営業日後に配信を開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。

講演項目

1.はじめに-ファンド投資の基本事項
 (1)投資アセットの分類、スキームの仕組み、関連当事者
 (2)ファンドの種類毎のファンド契約の特徴
 (3)ファンドのデューデリジェンスのポイント
 (4)各投資家毎の金融規制への対応
2.ファンド契約の分析・検討・交渉ポイント
 (1)加入ステージの確認・ドキュメンテーションの流れ
 (2)タームシートの確認(運営管理、費用その他経済条件、利益相反管理など)
 (3)諸条件の許容度分析・マーケットスタンダードとの比較
 (4)タームシート段階・ファンド契約交渉段階での確認・交渉事項
 (5)アセットオーナー・プリンシプル、スチュワードシップ・コードなど投資家としての考慮要素
3.サイドレターの交渉ポイント
 (1)サイドレターの意義・目的
 (2)サイドレターの検討項目
4.リスク、諸条件の整理
 (1)投資リスクの最終確認
 (2)投資に際しての内部資料作成

講師紹介

大井 修平 (おおい しゅうへい) 氏
 主な取扱い分野は、金融レギュレーション、ファンド取引、ストラクチャード・ファイナンス、アセットマネジメント。2005年立教大学法学部卒、2013年ロンドン大学クイーン・メアリー卒(LL.M.)、2009年衆議院議員政策担当秘書、2013年ドバイのシモンズ・アンド・シモンズ法律事務所勤務、2014年から2016年まで金融庁監督局証券課課長補佐として勤務し、適格機関投資家等特例業務の制度改正等に携わる。
 VC・PEファンド、不動産ファンドの組成のほか、機関投資家等の投資家側としてファンド契約の交渉、作成に携わる。