第 5523 回

非上場会社の敵対的M&Aにおける攻撃側と防御側双方の問題点と対処法

LIVE配信動画配信
2025年2月19日(水) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

高村 隆司
高村隆司法律事務所 所長 弁護士

講演趣旨

 「上場会社に対する敵対的M&A」が新聞紙上を賑わせている。しかし、「敵対的M&A」は上場会社に限らず非上場会社にも起こりうる。
 にもかかわらず、大部分の非上場会社では、「株式の譲渡につき取締役会の承認が必要である」との定めが定款にあるので、取締役会を掌握していれば「敵対的M&A」など心配する必要はないと考えている。だが、会社側は決して安心できない。取締役会の承認を得なくとも買収側が株式を買い集めることは事実上可能だ。買収側が過半数の株式を買い集めた後、株主総会で委任状により自分サイドの取締役を選任し、取締役会が株式譲渡を承認すれば、買収側は目的を達成できるのである。
 また、「非上場会社の敵対的M&A」は、弁護士業務で言えば、特許事件等に匹敵する「専門事件」であるので、会社は専門の弁護士に依頼したり本格的に対応する必要があるが、「通常事件」だと誤解し、安易な対応をした結果買収されてしまう会社も少なくない。
 そこで本講演は、非上場会社の「敵対的M&A」を多く扱っている講師が、「非上場会社の敵対的M&Aにおける攻撃側と防御側双方の問題点と対処法」と題して行う。

補足案内

●本セミナーではZoomを使います。応募されますと、「LIVE配信」および「動画配信」の両方が利用できます。●応募後に「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は、キャンセルではなく「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみへの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、3営業日ほどで配信開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。

講演項目

 12月段階では、講演項目を具体的に特定することが難しく、後日掲載します。

講師紹介

高村 隆司 (たかむら たかし) 氏
 昭和の末から複数の銀行・証券会社のM&A仲介部門の手伝いを始め、多数の「友好的M&A」を扱ってきた。近年は非上場会社の「敵対的M&A」を多く扱っている。
 1977年東京大学法学部卒業、1979年弁護士登録、1996年弁理士登録。東京弁護士会所属。同会税務特別委員会委員(元委員長)・同会会社法部部員・同会独占禁止法部部員(元事務局長)・同会信託法部部員。日本弁理士会特許委員会委員。
 主な著書: 『実戦 非上場会社の敵対的M&A』(中央経済社)『法務Q&A 非上場会社の支配権獲得戦』(中央経済社)など多数。