第 5544 回
【好評再開催】
上場会社による第三者割当増資の最新実務
~新株予約権・CB(転換社債型新株予約権付社債)の発行を中心に~
LIVE配信動画配信
2025年3月27日(木) 9:30~11:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
|
|
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。
講師
|
田村 哲也 氏
森・濱田松本法律事務所 外国法共同事業
弁護士・ニューヨーク州弁護士
|
講演趣旨
上場会社による第三者割当ては、スタートアップや中小企業から大企業まで、M&Aなどの成長投資から財務状況の改善まで、幅広いニーズに応えることのできるエクイティファイナンス手法です。
発行する有価証券の種類としては、普通株式のみならず、新株予約権、CB(転換社債型新株予約権付社債)など豊富な選択肢があり、さらに、個々の有価証券の発行においても、発行要項や引受契約において様々なアレンジをすることで、柔軟なファイナンスの設計が可能となります。
本講演では、PIPEsの最新トレンドから、公募やライツ・オファリングと比較したファイナンススキームの選択、第三者割当てにおける新株予約権・CBを用いたファイナンスの設計、第三者割当ての手続きやドキュメンテーション、関連トピックまで、最新の実務を踏まえて解説します。
補足案内
●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。●本セミナーではZoomを使います。「LIVE配信」に応募されますと、「動画配信」も利用できます。●応募後のキャンセルはご遠慮ください。開催当日の「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、約3営業日後に配信を開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。
講演項目
1 はじめに
(1)第三者割当ての利用状況・傾向等
2 ファイナンススキームの選択
(1)各ファイナンススキームのメリット・デメリット
(2)各ファイナンススキーム・各設計の比較
(3)スキームの組み合わせの例
3 新株予約権・CBを用いたファイナンスの設計
(1)設計上のポイント
(2)法的な留意点(有利発行規制・インサイダー取引規制)
4 第三者割当ての手続き・ドキュメンテーション・スケジュール
(1)第三者割当ての手続き・スケジュール
(2)第三者割当ての主要ドキュメンテーションと留意点
(3)第三者割当てに関する主なルール(会社法・取引所規則・金商法)
5 第三者割当てに関連するその他のトピック
(1)リパッケージスキーム
(2)貸株-TOB規制との関係その他の留意事項
講師紹介
田村 哲也 (たむら てつや) 氏
2013年東京大学法学部卒業、2014年弁護士登録、森・濱田松本法律事務所入所。キャピタルマーケッツとM&Aを主な専門分野とし、キャピタルマーケッツでは、Deal of Year等の受賞案件を含むエクイティ・デット双方の資本市場案件に幅広く取り組む。M&Aでは、スキームの提案からデュー・ディリジェンス、契約交渉、クロージング後のPMIまで包括的な実行支援を行う。
2018年に三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社投資銀行本部に出向し、投資銀行業務に従事。2022年にはシカゴ大学ロースクールにてLL.M.を取得し、Morgan, Lewis & Bockius 法律事務所(ニューヨークオフィス)にて執務。2023年ニューヨーク州弁護士登録。
関連著述 「エクイティ・ファイナンスの理論と実務〔第3版〕」(商事法務)など。